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Jan 07

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kashino:

BBCのSherlockのシーズン2が始まった。前は放映時にリアルタイムに見るタイミングを失ったのでDVDを購入したが、今回は有料Proxy/VPN業者と契約してiPlayerで観た。

このシーズン2のエピソード1はもちろん面白かった。シーズン1と同じくシャーロック・ホームズを現代にアダプテーションしたお伽話なんだけれど、無意味なアップをできる限り避け舞台的に見せるカメラワークも、画面に出てくるテキストメッセージの効果も、俳優を静止させて3D的クライムシーンを作ってそこに侵入して推理を説明するシーンも、登場人物の話すヴィクトリア朝的芝居がかったセリフ回しも、結構すべて楽しんだ。Season1の最後に途中切れになっていた、ジム・モリアーティとの対決は…、まあ観てのお楽しみ。

このエピソード1はそれがメインではなく、「ボヘミアの醜聞」を下敷きにしている。英国王室の醜聞を解決する話であり、シャーロックの恋バナである。まあ、結局頓智が発動されてしまったのは少々ガッカリだったが。それでも登場人物のアイリーン・アドラー役がなかなかうまく、元オペラ歌手がボヘミア王と寝たことを醜聞とする元ネタを、王室の妃殿下の同性とのSMプレイに置き換えたりとなるほどなカンジである。現在では国王の若い時の異性とのH写真なんて「醜聞」にもならないからだろう。写真で脅迫するのは元ネタもこのエピソードも同じなのだが、その写真が収めてあるのがスマートフォンであり、そのロックを解除することが今回のミッションである。それとは別の事件の謎解きも3つほど出てきて、航空機の事件はこれから後のエピソードの前フリになっているのだろう。最後の”the woman”のつぶやきも、元ネタのソブリン金貨をスマートフォンに置き換えたところも、「ボヘミアの醜聞」をうまく使っていて面白かった。そう、このドラマは元ネタの小説を知っていれば何倍も楽しめるのだ。

それにしても、なんでUKのドラマはこんなに面白いのかな。役者の演技は魅せるし、プロットも周密な上にウイットを忘れないし、小道具や背景もしっかりしている。さすがシェークスピアの国というしかない。このSherlockと日本の人気テレビディテクティブストーリーである「相棒」と比べると…なんというか、紅白歌合戦におけるレディ・ガガとスマップのパフォーマンスくらい違いがあるよな。あ、UKだからガガではなくエイミー・ワインハウスになるのだろうけれど。

(via puupuu)

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